トントン
「こんにちはハニーさん」
「あらナルちゃんじゃないの久しぶりねぇ」
「こんな所でどうしたんです?」
「あれよ、あーれ」
ハニーさんが指差した方向には一組の和風カップルがいた。
黒髪に紅い着物が良く栄えている女性と水色の髪をどうやったらあんな風にセット出来るのか分からない侍が仲良さそうに歩いていた。
「んん?確かあの女の人は…」
「そっ、アタシの妹紫よ、可愛いでしょ」
「それは置いといて、何で声かけないんです?」
「…紫が邪魔しないでおくれって怒るのよぉぉぉぉっ!!
でもアタシはあんな放浪癖の強い馬鹿な侍なんて認めないんだからね!!!
ほら行くわよ!」
「えぇっ!?何でボクまで」
「異色カップルっていざと言う時に誤魔化せるからよ」
そういって先を歩いていく金髪を見て多分誤魔化せないだろうなぁと思いながらも追い掛けるナルヒコだった。
終わり。
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ナルとハニーさんコンビ、このコンビは結構好きかも。
ナルはハニーさんと同級
しかしナルは30歳は行ってないだろうし、ハニーさんも浪人してそうだけどそれは嫌なのでナル飛び級です(笑。
そして私の絵は全て目で台無しになる。
ヴィルです、描きかけのリリスどこ行ったのかな…

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