凄い久々の弐寺SS発掘しました(笑
本来もうちょっと長く続く筈だったけども……飽きた\(^O^)/
白→肉←英でDoLL系世界観
「英利さん大丈夫ですか?その目…」
「あぁ、ギリギリ眼球は避けていたから暫くすれば治る」
「そうですか良かった…」
先程から英利の心配をしていた少年、達磨からは安堵の声が漏れる。
「それじゃあな、俺は行く所があるから」
「…あの捕虜の所ですか?あの捕虜には近付くなと総長から言われていますよ?」
「俺が捕まえた捕虜だ俺の好きなようにする」
英利はそう言って達磨の静止も聞かずに捕虜が牢獄されている牢に向かった。
近くまで来ると微かに声が話し声聞こえた、捕虜には先程達磨が言った様に捕虜に近付く事は総長が許していない、ならば総長と話しているかもしくは何か使って外の見方と連絡を取っているかのどちらかだ、英利は静かに扉に近付き耳をすまし中の様子を知ろうとした。
「らしくないなニクス、お前が簡単にやられりなんて、何かあったのか?」
「相手が苦手な戦い方をしてきた、それだけだ」
最近力が弱まっていて体が思うように動かなかった等死んでも言えない、仮に言えたとしても言い訳そう自分が思っていると分かっているくせに聞いてくる今は敵であるこの幼馴染みが憎たらしい。
「ふーん、そうゆうことにしといてやるか」
「…………(怒」
俺は気付いた時から全てを消す事の出来る能力を持っている、それは絶対の力だが弱まればそれなりに体に負担がかかる。
「そうすねるなよ、ニクスはこれから俺の側にいさせる向こうには返さない」
「なっ…冗談じゃねーよ俺はこっちに止まる気なんて無い」
「捕虜の処理を決めるのは俺だから」
中から聞こえたのは自分達の要である士朗の捕虜との声、この感じからして初対面と言うわけでもなさそうだった。
「俺はニクスが傷付くのが嫌なだけなんだから」
「総長ともあろう奴が私情を挟むのか、落ちぶれたな」
「私情を挟んでいないとは言い切れないけれど…敵の主力戦力をそう簡単に帰す分けないだろ、とりあえず今は退いとくよ」
「早く向こうに帰せ馬鹿士朗」
「駄目だって言ってるだろ…やっぱりニクスは可愛いいなぁ、あいしてるよ」
「んなっ……俺は可愛くねぇ!!お前何て嫌いだばーか!」
こっちに足音が近付いてきて英利はさっとその場を離れるが何処か苛立っていた、自分が捕まえたあの捕虜と自分達の総長は知り合いでそれも愛していると言っていたただそれだけが気に入らなかった。