彼奴が俺を見てないって事はわかってた筈なのに、一緒にバカやって笑い合うだけで充分だったのに、見てしまった、彼奴が他の奴とキスしている所をまるで戯れの様だったけれどかもしだす雰囲気は正に恋人同士で。
「っ……」
最初から知ってたじゃないか彼奴の目線の先には隣には違う奴がいる事も。
「はっ…失恋で泣くなんてなぁ…」
それでも諦め切れなかった、もしかしたら入り込む隙があるんじゃないかって、でも見せつけられた気がした俺の入り込む余地なんか無いと彼奴の隣は渡さないと───。
「こんなの初めてだ」
それだけお前に本気だったって事なんだぜニクス……。
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やしーに捧げたもの相手は好きに想像して下さい。
ニクスの相手最初はお髭だったのに神崎兄弟になって誰か分からなくなった作品(作品と言うのか?
茶が泣いてくれなくて困った。
いつも茶は本気だったけど、ニクスは特に本気だったんだ。
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