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それは本当に些細なことだったんだ。
些細な事で喧嘩して意地をはって強くもないのに強がって無理をしてそんな日が長く続いた、もちろん電話もメールも出ないし返さなかったそんな酬いかな彼奴に別れを告げられた。
『お前が何を考えてるか分からない分かろうとするのに疲れたよ、だから別れようもうお前を愛せない』
何がいけなかったの?
もっと素直になればよかった?
意地を張らなきゃよかったの?
強がんなきゃよかったのかな?
もう全部分かんないよ。
その日から何も喉を通らなくなって自分の部屋で殻にずっとずっと閉じ籠って──────…あの人が来た、幸せで堪らなかった。
『おいでニクス』
「だいすきだよ」
『愛してるよニクス』
「おれもあいしてる」
幸せでいっぱいな俺目の前には愛しい彼方、もう意地をはったりしない強がったりもしない素直になるよだからずっと一緒にいて。
でも誰かがずっと俺を呼んでる気がするんだおかしいね、此処には彼方と俺しかいないのに─────…。
END…?
寂しくて幸せだった頃の夢に閉じ籠っちゃったニクスの図壊れた訳じゃないよ?
あの人とはニクスを呼んでいたのは誰かそれは自分でお楽しみ下さい。